マンション管理士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士ライブラリ

マンション管理士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士に合格したら、何をする?登録の流れ

3つの資格とも、その名前で仕事をするには、合格の後に登録します。管理業務主任者と賃貸不動産経営管理士は、登録に2年以上の実務経験が必要で、実務経験が2年に満たない人は講習を修了して代えます。

まず、結論

  • 結局、何をすればいい?

    マンション管理士は、マンション管理センターに登録を申請します。実務経験は要りません。 管理業務主任者は、住所地の地方整備局などに登録を申請し、登録の後に管理業務主任者証(管理業務主任者の仕事をするときに示すカード)の交付を申請します。 賃貸不動産経営管理士は、賃貸不動産経営管理士協議会にオンラインで登録を申請します。

  • 実務経験がないときは?

    マンション管理士は、実務経験がなくても登録できます。 管理業務主任者は、登録実務講習(マンション管理業協会が行う、実務経験の代わりになる講習)を修了します。 賃貸不動産経営管理士は、賃貸住宅管理業務に関する実務講習を修了します。

  • 登録には、いくらかかる?

    マンション管理士 登録手数料4,250円と登録免許税(登録のときに国に納める税金)9,000円 管理業務主任者 登録手数料4,250円と、管理業務主任者証の交付手数料2,300円 賃貸不動産経営管理士 登録料6,600円(税込。賃貸不動産経営管理士証の発行手数料4,500円を含みます) 実務講習を受講するときは、別に受講料がかかります。

  • いつまでに登録する?

    3つとも、合格が無効になる期限はありません。 ただし、管理業務主任者は、合格から1年を超えて管理業務主任者証の交付を申請するときに、講習の受講が必要です。 賃貸不動産経営管理士は、合格から1年以上たって登録するときに、賃貸不動産経営管理士登録講習の受講が必要です。

マンション管理士の登録

マンション管理士の名前を使って仕事をするには、マンション管理センターの登録を受けます。 登録申請書・住民票(本籍が書かれ、マイナンバーが書かれていないもの。3か月以内に発行)・誓約書を、特定記録郵便でマンション管理センターに送ります。 申請書は、マンション管理センターの「登録案内」に同封されています。ダウンロードはできません。 申請書類は毎月末日で締め切られ、原則として翌月の第3金曜日に登録されます。登録証は、その週明けに発送されます。 登録の後は、5年ごとに法定講習(国土交通大臣の登録を受けた機関が行う講習)を受講します。 出典:マンション管理センター「マンション管理士(試験合格者)の登録・変更」

管理業務主任者の登録と管理業務主任者証

管理業務主任者として仕事をするには、住所地を管轄する地方整備局長など(北海道は北海道開発局長、沖縄県は沖縄総合事務局長)の登録を受けます。 登録申請時までに、2年以上の実務経験が必要です。2年に満たない人は、登録実務講習を受講し、修了試験に合格します。 登録には、約30日かかります。 登録の後に、管理業務主任者証の交付を申請します。有効期間は5年です。 合格から1年以内に交付を申請するなら、講習は要りません。1年を超えたときは、申請の前6か月以内に、マンション管理業協会などの講習(管理業務主任者証の交付に係る講習)を受講します。 登録を受けなくても、合格は無効になりません。 出典:国土交通省「管理業務主任者証の交付を受けるまでの手続きについて」

管理業務主任者の登録実務講習

マンション管理業協会が、国土交通大臣の登録を受けて行う講習です。 Webで申し込み、講義の動画をパソコン・スマートフォンで見て自宅で学び、修了試験を受けます。 令和7年度の講習は、受講料が23,100円で、受講期間は2026年1月20日から6月30日まででした。 修了すると「登録実務講習修了証」が届き、登録の申請に使います。 宅建士の登録実務講習とは、別の講習です。 出典:マンション管理業協会「管理業務主任者 登録」

賃貸不動産経営管理士の登録

賃貸不動産経営管理士協議会のWebページから、顔写真と、実務経験証明書または実務講習の修了証の画像を送って申請します。 実務経験は、管理の委託を受けて賃貸住宅の管理業務に2年以上従事した経験です。自分が持つ物件を自分で管理した経験は、実務経験になりません。 登録の有効期間は5年で、更新の手続きがあります。 登録すると、業務管理者(賃貸住宅の管理業者が営業所ごとに置く、管理の業務の責任者)の要件を満たします。 出典:賃貸不動産経営管理士協議会「賃貸不動産経営管理士の登録手続き」

賃貸不動産経営管理士の実務講習と登録講習

賃貸住宅管理業務に関する実務講習は、2年の実務経験の代わりになる講習です。受講できるのは、賃貸不動産経営管理士試験の合格者と宅建士です。 受講料は20,000円(税込)です。7時間のeラーニングと、18時間のテキストでの自習をし、eラーニングの修了試験で7割以上正解すると修了します。受講期間は60日です。 賃貸不動産経営管理士登録講習は、合格から1年以上たって登録するときに受講する講習です。 受講料は12,000円(税込)と事務手数料400円(税込)です。修了試験を含む6時間のeラーニングで、修了試験で7割以上正解すると修了します。 出典:賃貸不動産経営管理士協議会「賃貸住宅管理業務に関する実務講習」「賃貸不動産経営管理士登録講習」

もう一方の試験も受けるなら

マンション管理士試験と管理業務主任者試験は、一方に合格すると、もう一方を受験するときに5問免除を受けられます。免除の条件は、5問免除とは?にまとめています。